『就職サイトを使わない学生が、増えている理由とは』
当連載では、
シンクトワイスが、新卒紹介というサービスに対して
どのような考えで取り組んでいるかについて、お伝えしています。
第9回目は、
就職サイトを利用しない
学生の真意に、注目します。
——–【企業は、同じテンプレートでは比較できない】——–
大手就職サイトを使わずに、
シューカツする。
こういう学生が、近年、増えています。
なぜでしょう?
理由は、ふたつ考えられます。
ひとつは、単純に、
専門特化型の就職サイトが増えたから。
外資系企業に特化するなど、
専門性の高い就職サイトが登場したり、
Facebookなどのソーシャルメディアで
採用担当と直接やりとりができたり。
アンテナの高い学生にとっては、
「そちらのほうが魅力的だ」と思えるメディアが、
続々と誕生しているからです。
企業は、同じテンプレートでは比較できません。
さまざまなアプローチ法がないと、
あらゆるタイプの企業を
真に理解することはできません。
このことを、
上記の学生は知っているのです。
——–【採用とは、良い人材を採りに行くこと】——–
学生が大手就職サイトを使わない、
ふたつ目の理由。
それは、
「就職サイトは広告媒体だ」と捉えていることが、
背景にあります。
リアルな情報を得られないマスメディアだと
判断しているため、
自らの意志で、情報収集する道を選ぶのです。
結果、我々のような紹介会社にも
足を運んでくる。
この傾向は、今後ますます増えるでしょう。
余談ではありますが、
弊社シンクトワイスに、
来春入社予定の内定者は4名。
このうち、就職サイト経由で決定したのは、
ほんの1名です。
3名は、紹介会社を通して内定が決まりました。
採用という仕事は、
学生を採りに行く極めて主体的な仕事です。
いろいろな海に、いろいろな竿を仕掛けることが
重要ではないでしょうか。
シンクトワイス株式会社 メールマガジン『新卒採用にロマンを!』
(第9号 2013年12月配信)