『新卒紹介と中途紹介の違い』
当連載では、
シンクトワイスが、新卒紹介というサービスに対して
どのような考えで取り組んでいるかについて、お伝えしています。
第6回目のテーマは、新卒紹介と中途紹介の違い。
——-【新卒は想定範囲外の効用をもたらす】——-
新卒紹介サービスのご提案をしていると、
企業のかたから、時々、
「キャリアのない新卒を紹介で採用するなんて、考えられない」
という声をいただきます。
けれど、
だからこそおもしろいのでは? と、
シンクトワイスは考えます。
キャリアのない新卒だからこそ、
想定範囲外の効果を期待できるのです。
スキルで判断できる中途の紹介の場合、
エージェントは、その人物のキャリアにふさわしい企業を紹介します。
なぜなら、採用される側も、
自分に見合う企業はどのあたりか、、、を把握していますから。
これは、
想定範囲内の“同列”の斡旋です。
しかし、“ポテンシャル採用”である
新卒を紹介する際、我々エージェントは、
クライアントの魅力を存分に引き出し、
学生に伝えることで、想定以上の学生をご紹介できます。
「え、こんなに優秀な学生がうちに来てくれるの?」
と驚かれる学生の誘導が、可能なのです。
しかも、
その学生は、入社すると、
企業の想像を上回る頑張りを発揮し、
周囲に刺激を与えます。
結果、企業は活気に満ちていく。
一見すると、中途採用のほうが、
想定範囲内の安全パイだと思われがちですよね。
でも、そうとは言い切れない。
学生は、人生初の就職先に対し、
非常な思い入れをもって入社します。
この濃密な思いをもつ人間が毎年入ってくると、
組織の密度の濃さは2倍にも3倍にもなっていく。
すると、
毎年連続で、数珠つなぎで、
新卒を採用することの大切さを、企業は知るのです。
(※新卒紹介サービスを利用する企業のうち、
新卒一期生採用のオーダーは意外と多いのです)
——-【巨大化現象は中途紹介の世界では起こりにくい】——-
唐突ですが、皆さんは、
ドラえもんのひみつ道具のひとつ、
ガリバートンネルをご存知でしょうか。
一方の口が小さく、もう一方の口は大きいトンネル。
人間がこのトンネルの小さな口のほうから入って、
大きな口を出てくるときは、巨大化しています。
生意気ではありますが、
シンクトワイスは、企業と学生にとって、
このような存在でありたい。
シンクトワイスというトンネルをくぐることで、
企業は大きく強くなり、
そして企業の成長とともに、学生もたくましく育つ。
そういう存在でありたいと思っています。
ですから、たとえば、
新卒採用に慣れていらっしゃらない企業に対しては、
その企業の本来の魅力が学生に伝わるよう、
全力でコンサルティングさせていただく。
「説明会を行う際は、スライドを作りましょう。
パンフレットを用意しましょう。
社長が直接、学生に熱い思いを投げかけましょう」
など、
学生の心を掴む術をお伝えします。
そして、想定範囲外の、質のよい学生を入社に導き、
組織の密度が濃くなる支援をさせていただくのです。
即戦力を重視する企業の場合、
「新卒採用は何かとパワーがかかるから敬遠したい」
と、おっしゃることがありますが、
これは、あくまでもポジティブなパワー。
ガリバートンネルをくぐり抜けたあとの巨大化現象は、
中途紹介の世界ではなかなか得られません。
企業の価値を本当に高めるには、
新卒紹介は最適のソリューションなのです。
シンクトワイス株式会社 メールマガジン『新卒採用にロマンを!』
(第6号 2013年8月配信)